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更新日:2025年11月11日

<市職第80回年次大会>
現場の実態を踏まえ方針を確立
要員確保を求め切実な声相次ぐ

 大阪市職は10月25日、天王寺区の大阪国際交流センターで第80回年次大会を開催し、300人余りの代議員・傍聴者が参加しました。

 熱心な議論のもと、2025年度運動方針や当面の闘争方針など5議案が可決・承認され、今後1年間の運動方針が確立されました。

 本部を代表してあいさつに立った井上明憲執行委員長は、当面する重要課題として組織強化・拡大に向けたとりくみ推進の決意を力強く述べるとともに、各組合員のさらなる市職への結集を呼びかけました。

 質疑討論では、職場や現場の実態を踏まえ23人の代議員が発言。とくに、人員配置や生活保護実施体制、技術職員確保などの要員課題への対応を求める切実な声が相次ぎました。また、保育士の処遇改善や55歳昇給停止などをはじめ、新採・未加入者や若年層組合員対策、ジェンダー平等推進など、市職が直面する課題についても熱心な議論が行われました。

 本部提案の5議案が圧倒的な信任のもとで可決・承認後、「『自由・公正・連帯』の社会に向け、全組合員の英知と勇気をもって総力をあげてたたかい抜く」などする大会宣言を採択。井上執行委員長の団結ガンバローで大会を締めくくりました。