私たち大阪市職員労働組合は1946年の結成から75年目を迎えました。これまでの運動の歴史の中、諸先輩組合員のご労苦と、関係諸団体の皆さんのお支えに対し、心からの感謝と敬意を表します。
さて、本格的な少子高齢・人口減少時代を迎える中で、私たちをとりまく社会環境は、財政危機、格差拡大、インフラの老朽化、ワーキングプアの増大、セーフティネットの劣化などが深刻化し、長期的な閉塞状況に陥っています。
公共サービスの担い手である自治体職員に対しては、賃金抑制や人員削減が続けられており、職員のモチベーションの低下は言うまでもなく、職場全体に閉塞感が広がっています。
その一方で、地震や豪雨など国内各所で頻発する自然災害時の支援活動等や、新型コロナウイルスに関わる医療現場をはじめとした対応など、改めて自治体労働者の必要性が認識されています。
大阪市職は、組合員の労働条件と環境整備をはじめとした諸課題に取り組むとともに、組合員相互扶助による共済事業活動を推進しています。それら取り組みの一環として、2006年より当ホームページを開設し情報発信をおこなってきておりますので、ご活用をお願いします。
2021年3月
大阪市職員労働組合