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更新日:2022年4月1日

ユニオンセミナー

「見て、聞いて、触って」学ぶ。
〜第5回講座 in 津波・高潮ステーション〜

 大阪市職労では若手組合員を対象にユニオンセミナーを開催しています。第5回目(3/13)は防災をテーマに大阪府「津波・高潮ステーション」の施設見学。行政職員、そして地域住民として、日ごろの災害への備えを学びました。

 休日にも関わらず各支部・職場より多数の組合員が参加。随行した役員は阪神淡路大震災(1995.1.17)を実生活や業務で経験していますが、参加した若手組合員は経験のない世代がほとんどで、少し緊張の面持ちでセミナーがスタート。

 ステーションは、大阪府西治水事務所所管の防波堤や水門の津波・高潮防ぎょ施設の一元管理を行う「防災棟」と防災意識向上が目的の「展示棟」を併設。

 展示棟では、大阪は“海面より低いこと、潜在的な危険があること”を映像・音響・照明の複合演出で実感。高潮や津波等の大きな災害に苦しんできた歴史を学び、海面より下にある私たちのまち"大阪"に台風がきたらどうなるか想像力をかき立てました。

 また、津波災害体験シアターで床面振動音響スピーカーにより実際の臨場感や包み込まれるような迫力の中で津波の恐ろしさを五感で感じるなど、南海トラフ巨大地震を疑似体験し災害への備えの大切さを心に刻みました。

  大阪市職労は労働組合として、この間各地の被災地支援活動に取り組んできました。今回参加された若手組合員は日常業務は勿論のこと、労働組合としての災害や被災地への関わりなど、今回のステーション見学を通じて、その一考になればと期待しています。