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更新日:2021年11月23日

今こそ、つながり、支えあおう
市職ユニオンセミナー 本年度も開校

 大阪市職は11月23日、ヴィアーレ大阪で第46期(2021年度)ユニオンセミナーの開校式と第1回講座を開催しました。ユニオンセミナーは「仲間」とのつながりを広げるとともに、労働組合運動の継続・発展のための人材育成を目的としたものです。本年度も13支部16人の組合員が来年7月までの連続講座を受講します。

 本部あいさつとガイダンスの後、早速第1回講座「共通基盤づくり〜ファシリテーターをめざす我々の出会いのワークショップ」へ。講師にはホリスティック教育実践研究所の金香百合(きむかゆり)さんを迎えました。

 冒頭は2人1組の自己紹介。話すことだけではなく、相手の話を「聴く」ことの大切さを学び、「対話力」を養うためのもので、最後には全員が輪になり自己紹介。マスク越しにも受講生の緊張がほぐれ相互理解が進んでいく様子がうかがえました。その後はミニ講義を挟みながらワークショップにとりくみました。

 金さんは、自分のことを大切に肯定的に思える「自尊感情」が、人とのつながりのなかで他人も尊重できるようになっていくと強調されました。つながりが希薄化してきた近年は、自分にしか関心がない大人が増えて子どもに悪影響を及ぼしていることに危機感を強め、「コロナ禍の今こそ、労働組合を通じて積極的に人とつながり、『支えること』『支えられること』がより必要となっている」と述べて、講義を締めくくりました。

 第2回講座は12月13日(月)。本部会議室で「賃金労働条件」をテーマに開催予定。