更新日:2019年7月27日
7月21日に投開票が行われた第25回参議院議員選挙で、自治労組織内の比例代表候補「岸まきこ」さんは157,848票を獲得。立憲民主党比例代表候補者のトップで初当選を果たしました。立憲民主党は改選議席(9議席)を上回る17議席(選挙区9、比例8)を確保しました。自公両党は改選議席の過半数を超えたものの、日本維新の会などを含めた改憲勢力は3分の2議席を下回ることとなりました。
投票が締め切られた20時を過ぎて間もなく全国比例区の岸まきこさん「当選確実」の報が流れると、東京・自治労会館に詰めかけた多くの支援者から歓声が沸きあがりました。岸さんは満面の笑みを浮かべ、「全国の仲間の皆さんにここまでお支えいただき、今日を迎えることができた。心から感謝申し上げます」と全国の自治労組合員へ謝意を表明。さらに、1,500ヵ所近く訪れた全国の職場・現場で痛感した公共サービスの疲弊について、「多忙な現場に加え、職員を減らされ続けています。このまま安倍一強政権が続き、必要な人員と財源を確保できなければ、私たちの仲間を守ることも、地域住民の暮らしを守ることもできません」として、「ここからが新しいスタート。解決すべき課題は多いが、ひとつずつとりくんでいきます。引き続き皆さんのさまざまな意見を聞き、皆さんに教えていただきながら、ともにがんばっていくことを誓います。どこに住んでいても多様性が認められ、誰もが安心して暮らせる社会をめざしていきます」と、力強く決意を語りました。
定数4議席に12人が立候補した大阪選挙区では、立憲民主党のかめいし倫子さんが惜敗しました。結果を受けてかめいしさんは、スタッフやボランティア、後援会をはじめとする支援者に、「この選挙をみなさんと作ることができたことを誇りに思います」と御礼のあいさつ。「私が選挙を通じて訴え続けたことが、今の社会に必要だという気持ちに変わりはありません。これからも弱い立場の方々に寄り添い、誰もが自由に生きられる社会をめざし、地道に活動していきたい」と述べました。