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更新日:2019年3月11日

<2019春季生活闘争>
連合大阪総決起集会に7千人
「賃金の引き上げ」で今こそブレイクスルーを!
すべての労働者の立場にたった働き方の実現へ

 連合大阪は3月6日、扇町公園で「2019春季生活闘争総決起集会」を開き、府内の各労働組合から7千人の働く仲間が集まりました。

 あいさつで山﨑連合大阪会長は、2019春闘を取り巻く状況について、「世界経済の不透明さや相次ぐ自然災害など国内外の影響を受けつつも緩やかな成長が見込まれている一方で、労働分配率は低下を続け、実質賃金も横ばい、個人消費については回復にむけた勢いが依然として見られない」として、賃上げの流れを継続・定着させることが重要だと話しました。

 また、働き方改革関連法の施行が迫るなかで、残業時間の罰則付き上限設定、年次有給休暇の取得義務化などの「働き方改革」をもう一つの柱としてあげ、法律の遵守はもちろんのこと、その内容を上回る労働条件の実現にむけたとりくみの展開を呼びかけました。

 集会では、各職場からの運動展開に向けた決意表明も行われ、大手・中小労組に続いて、自治労・枚方市職員関係労働組合の中山彰子さんが非正規労働者の立場から登壇しました。中山さんは2020年4月にスタートする「会計年度任用職員」をはじめ、非正規労働者の処遇改善にむけた決意を表明しました。

 最後に、「賃金の引き上げ」と「すべての労働者の立場にたった働き方」の実現を同時に推し進めるなどとした集会宣言を採択。団結ガンバローでたたかう意思を統一し、集会を終えました。