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コラム
こころとからだの健康づくり(118)

正しい方法で体の歪みを見つけよう

①傾斜骨盤

 鏡の前に立ち骨盤の高さを比べます。左右の骨盤の高さは同じでしょうか。どちらかが高くなっていませんか。

 左右どちらかに骨盤が傾いているのは、股関節を内転させる筋肉と外転させる筋肉のバランスが悪くなっている状態だからです。重心が乗る脚の腿内側の筋肉が強く働いて脚が内転し、逆側の脚では、腿の内側の筋肉が弱いため、脚が外転します。

〈右の骨盤が高い場合〉
 左半身を下にして床に横向きに寝ます。左肘をついて頭を支えます。右脚を前方に出して膝を曲げます。右手で骨盤を押さえて固定します。そのまま左脚を上に持ち上げて爪先は前に向けます。左の腿の内側の運動になります。左の骨盤が高い場合は逆側を行ってください。

②背骨の側湾

 鏡の前で椅子に座り、手で肋骨を押さえて上体の動きをみます。左右にからだを倒したときに、どちらかが倒れにくい場合は、倒した反対側の体幹の筋肉が硬くなっています。

〈右側が倒れにくい場合〉
 椅子に座り右手を真っ直ぐに上げて、左手は腰におきます。そのままみぞおちを支点にして上体を左側に真横に倒していきます。右の体側の筋肉が気持ちよく伸びたところで1分程キープします。左側が硬い場合は反対に行ってください。

 背骨の側湾の原因は左右どちらかの手にいつも荷物を持つ、左右どちらかの斜め方向からテレビを見るなど、左右差のある生活習慣によって体幹の筋肉バランスが悪くなっているからです。左右どちらかに背骨が歪んでしまうと、左右どちらかの肺が圧迫されて呼吸が浅くなったり、片方の背中に痛みを生じることもあります。

③膝下のねじれ

 自然な姿勢で立ったときに、膝は真っ直ぐ前に向いているのに、爪先は斜め外側を向いている状態。これは筋肉のバランスの悪さから現れる症状です。股関節の内側の筋肉が硬いため、大腿骨が内側に引っ張られて膝から上は内股姿勢で、下腿は頸骨の外側の筋肉が硬くなっているため外側に引っ張られ、つま先が外を向いてしまいます。特に女性に多く、放置しておくと膝や足首に負荷がかかり、外反母趾になったり膝を痛めたりします。

 スクワットを行いましょう。膝と爪先を同じ方向に向けて行います。足を肩幅に開き、両手を大腿に当てて膝の向きを安定にさせて、膝を曲げた状態から始めます。ゆっくり膝を伸ばし、曲げるを20回程繰り返しましょう。ただし、膝が痛い人は気をつけてください。

 骨格や筋肉などが歪むのは、日々の生活習慣が原因です。できるだけ背筋を伸ばし、座骨で座る、仙骨を立てる、胸を開くなど、日々こまめにチェックをして、ストレッチを行い歪みを改善していきましょう!

(健康運動指導士 竹田 薫)

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