更新日:2008年7月16日

大阪湾・忘れられる魚たち(1)-ガッチョ

 ガッチョは愛きょうのある顔でシャコとならんで大阪湾の地のものの代表です。同じ大阪湾岸でも神戸に行くとテンコチと呼び、砂浜から投げ釣りをする人にはなじみの深い魚です。昔は泉州や須磨海岸でシロギス釣りの外道としていくらでも釣れました。

泉州の人々にはなじみ深いガッチョ

泉州の人々にはなじみ深いガッチョ

 先月、守口市にある食品スーパーの鮮魚売場の一角をお借りし、泉州の地魚を丸のまま持ち込み販売していたときのこと、泉州出身という奥さんが“懐かしいわね”と買ってくれました。しかし多くのお客さんは関心を示さず、なじみが薄れているのを肌に感じたしだいです。今では泉佐野や岸和田漁港の底びき網にもかかるのはほんの少しで、昔の面影はありません。

 ガッチョに愛着がある泉州では、よく似た種類のものも大きさや調理法によって明確に区別します。大阪側で比較的よくとれる小型のガッチョをドロガッチョ、淡路方面でよくとれる大型のガッチョをマガッチョというように。

 ドロガッチョはから揚げがおすすめです。松葉おろしといって、頭と腹わたをとり、中骨を挟んで両方の身を三枚おろしのようにするのですが、尾の付け根を切り取らず、包丁を止めると、松の葉のような形で三方に広がったような切身になります。これをから揚げにします。パリパリとした食感で香ばしく、ポン酢で食べるとさっぱりして食が進みます。ビールのおつまみや子どものおやつにも最適です。

 マガッチョのほうは高級魚に変身して久しく、夏場に身が活きたものを洗いにして食べると最高です。泉州あたりの地魚を出す料理屋に行かないとお目にかかることはほとんどありません。

 埋め立てと砂浜の減少、海底が泥場になり、秋には貧酸素という厳しい環境におかれている大阪湾。資源の減少で大阪湾の環境に適したなじみの深い魚がまたひとつ忘れられているのです。(太田雅士)

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