更新日:2011年8月31日

15年ぶりに開放された「萩之茶屋北公園」

市職釜ヶ崎まちづくりワーキングチームレポート

 市職市政改革推進委員会ワーキングチーム(WT)の一つ「釜ヶ崎まちづくりWT」では、日本最大の日雇労働者のまちである釜ヶ崎のまちづくりについて、各支部組合員メンバーがフィールドワークを行い、議論を重ねてきました。その成果をもとに、市職全体や対外的にも議論の材料とできるまちづくりデザイン案を作成中です。

 釜ヶ崎は固定されたイメージを持たれがちですが、まちのすがたは大きく変貌し、地元のまちづくり活動も様々行われています。釜ヶ崎の「今」をお伝えするために、萩之茶屋北公園の再整備とオープンを取材してきました。

 野宿対策もあって施錠され「開かずの公園」となっていた萩之茶屋北公園は、昨年度から整備工事が行われ、15年ぶりに7月18日オープンしました。子どもたちがのびのびとボール遊びをできるようにとフェンスが張られたグラウンドは、広々としていました。取材当日はあいにく「釜ヶ崎夏祭り」。地元のみなさんは萩之茶屋南公園(通称・三角公園)の方に集まっており、人影はありませんでした。

 公園の管理は、地元の各団体から役員を出し合って運営団体が結成され、日々施錠管理されています。

 その1人、地元の萩之茶屋連合第4町会長、西口さんにお話を聞くことができました。「ほかの町会からも子どもらつれて遊びに来てくれてます。暑いけどちょこちょこ使ってくれてて、よかったねーっていうてくれる人もいてます。この公園は、当分子どもがボール遊びしたらええんで、遊具とかはなくてええんですわ。あと、日陰とベンチがあったらと思てます」と、西口さん。

 「公園がオープンしたんは、グランドデザインの中の1つ。まだ点です。これをつなげて、面にして、高齢化や日雇い市場の減少といった時代の変化に対応して、ええまちにしていくんですわ」と熱く語られました。

 西口さんは、町会の立場から「釜ヶ崎まちづくり会議」に参加されています。そこでは、これまで共に会することのなかった団体が、立場を超えて、1つの目的のために集まり、話し合いを続けています。「開かずの公園」の再オープンは、そんな新しい動きの成果でもあるのです。WTでは、「釜ヶ崎まちづくり会議」についても今後レポートしていきます。