更新日:2008年11月18日

防災にちなんだ様々なイベント

多くの参加者でにぎわう
神崎川河川敷で「ぼうさい朝市&昼市」
好天のもと大勢の人出で賑わう会場

好天のもと大勢の人出で賑わう会場

 淀川区神崎川河川敷で11月2日(日)、「ぼうさい朝市&昼市」(主催・蔵屋敷ネットワーク協議会、共催・三津屋商店街振興組合、大阪再生プラットフォーム、後援・大阪市、「ザ・おおさか」、みつや交流亭、他)が開催されました。内閣府2008年度「地方の元気再生事業」に選定された「大阪蔵屋敷ネットワーク事業」の一環として行われるもので、かつて北前船のルートでつながった全国各地の商店街から、美味しい「救援物資」がやってくるというイベントです。

テント設営作業をする地元町会の皆さん

テント設営作業をする地元町会の皆さん

 午前8時、淀川区三津屋地域が災害に見舞われ、神崎川河川敷で水路で運ばれてくる救援物資の受入態勢をつくる、という想定で、地元町会の皆さんが集合、テント設営を開始しました。これは地元町会からの発案で、単にイベントを行うのではなく、地元の皆さんに防災訓練としても参加してもらおうとのことでした。阪神・淡路大震災で活躍したモンゴルの移動式住居「ゲル」の設営も。市職ボランティアも会場への物資運搬や案内掲示等、「支援作業」に大活躍でした。

各地から寄せられた「美味しい救援物資」を仕分ける地元女性会の皆さん

各地から寄せられた「美味しい救援物資」を
仕分ける地元女性会の皆さん

 設営が完了すると、今度は地元女性会の皆さんが、全国から寄せられた「美味しい救援物資」を各産地の皆さんと協力して、手際よく仕分け。山形酒田市の芋煮や鹿児島市の豚汁の「炊き出し」の準備も完了。あっという間に受入態勢をつくった三津屋の地域パワーには、各地から来られた皆さんや国・府・区役所の行政担当者も驚いていました。

 いよいよ11時から「ぼうさい朝市&昼市」がはじまりましたが、あまりの人出に、会場で使う金券が足りなくなり、物産の売り切れが続出するなど混乱が発生。しかし、地元町会からの焼きそばの「緊急支援」など、皆さんの迅速な対応とご尽力で無事しのぐことができました。

大勢の人出で賑わう会場

大勢の人出で賑わう会場

防災船着場からEボートに試乗する市職ボランティアの皆さん

防災船着場からEボートに試乗する
市職ボランティアの皆さん

 会場では、淀川区役所による防災クイズ、大阪府河川室による防災セミナーをはじめ、自転車発電、リヤカーやシクロ(自転車タクシー)による輸送実演など、防災にちなんだ様々なイベントがありました。会場近くの三国防災船着場では、市職ボランティアが物資陸揚げ実演と摂南大学からお借りしたEボート(簡易組立式手漕ぎボート)体験乗船のサポートを、府の担当者や学生さんと協力して担当。船着場に府知事が非常用飲料水を持って現われ、自転車に積んで「救援」に向かうという場面もありました。

 「ぼうさい朝市&昼市」に先立ってみつや交流亭で行われたプレ企画では、内閣府中央防災会議の室﨑益輝先生から、みんなが力を合わせて準備をする地域の祭りは、そもそも防災訓練としても行われていたとの指摘がありました。「ぼうさい朝市&昼市」は、まさにそれを実感させるとりくみとなりました。地元町会、商店街、行政、NPO、市職ボランティアなど、それぞれ立場が異なる者が、会場設営から運営、撤収に至るまで、協働を実践する貴重な機会となったのではないでしょうか。

 早朝から夕方までご参加・ご協力いただいた地域、行政、NPO、市職の多くの皆さん、本当にありがとうございました。