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更新日:2007年3月29日

わたしのチャレンジ・レポート(8)
〜市民と組合が創る市政改革〜

有意義なワーキング活動〜人材育成の場としても有効
  西森 康博(西成区役所支部・まちづくりWT)

 「セーフティネット」WTに参加をさせていただき、いろいろな意味で良かったと感じています。「福祉」だけではない様々な観点からのセーフティネットの議論が聞けたことや、なかなか焦点が当てられなかったこの課題について、市職として政策的観点での議論やとりくみが開始されたことです。

 私の経験上では初めてのことで、本当に勉強になりました。また、今後の職場での人材育成の場としても、このような議論や場の設定は本当に必要であると痛感しました。

 この間、セーフティネットの「最後の砦」とされる生活保護制度については、格差社会の進行や社会保障制度の改悪などの影響を受け、その「負担」と「責任」は重く圧し掛かっていますが、そうした中にあって支援が必要な人々に対して十分な役割や責任を果たせていないのが実態です。

 一方で、様々な課題を抱える方々を支援する側の生活保護行政については、厳しい「納税者の目」の中で「当事者の生活保障」をどのように確立させていくのか、常にそのジレンマを抱えながら対応している状況もあります。

 今、「支援を必要とする方々」「生活保護行政」「地域社会(住民)」の3者の中での「溝」がさらに深まっており、関係性はさらに悪化してきています。この三つ巴の構造を改善することが、急務の課題であり、そのためには労働組合が「柔軟剤」としてそれぞれの間にコミットしていくことが必要と認識するところです。そうした立場で、今後もWTにおける議論等に参加しながら、この課題の解決に向けた「糸口」を探していきたいと思います。