更新日:2011年5月2日

すべては現地のために
宮城県岩沼市で組合員4人が奮闘

すべては現地のために。
すべてはみんなのために。

被災した市民に互いの協力を呼び掛ける看板

被災した市民に互いの
協力を呼び掛ける看板

 東日本大震災で甚大な被害が出た宮城県岩沼市で、柴野裕也市職本部ユース部長(都市整備局支部)をはじめとした4人の市職組合員が、4月10日から17日にかけて、自治労のボランティア活動に参加しました。被害状況を目の当たりにし、被災者と触れ合う中で何を感じたか、柴野部長から報告を受けました。

 参加者は、自治労大阪府本部の参加者とともに被災状況の把握などの活動に従事しました。津波による被害は凄まじく、周囲の建物や車、防風林の松の木も流され、瓦礫がまちを埋め尽くしていました。家屋に残る浸水の跡は自分の背丈を遥かに超える高さまで達しており、あらためて津波の脅威を感じました。

津波と地震の被害は広範囲にわたっていた

津波と地震の被害は広範囲にわたっていた

 岩沼市の太平洋側は津波の被害を大きく受けたが、市の中心部にある市役所庁舎は機能をとどめました。ボランティア参加者は、市の税務課職員などのサポートを受けながら活動しました。住民に避難を呼びかけに行った同僚を津波で失った職員の話や、自らも被災しながら市民のために懸命に働く職員の姿に、「すべては現地のために。すべてはみんなのために」の思いを強くしました。

 参加者は岩沼市社会福祉協議会にもボランティア登録し、津波により被災した家屋から泥をかき出す作業にとりくみました。

 柴野部長は「活動を行う中で、被災された住民・職員が前向きに頑張っている姿を見て、逆に自分が元気づけられました。活動を終えて帰阪する際に、お世話になり仲良くなった岩沼市の職員の方たちが見送ってくれ、別れを寂しく思いました。しかし、その思いも含めて次のグループの参加者に活動を引き継ぎ、これからは現地でなくても大阪でできる支援を行っていきたいと強く思いました」と語りました。

 自治労のボランティアは当面6月上旬まで計画されており、大阪市職としても復興支援に積極的に協力していく立場から、引き続き参加していく予定です。

津波の浸水状況を調べる自治労府本部の参加者

津波の浸水状況を調べる
自治労府本部の参加者

家から泥をかき出す参加者

家から泥をかき出す参加者
 

お世話になった岩沼市の方々

お世話になった岩沼市の方々

ボランティアに感謝のメッセージ

ボランティアに感謝のメッセージ