更新日:2008年2月12日

査定昇給は時期尚早

誠実交渉求め、抗議集会開く

 市側が労使合意なしで一方的に人事評価結果に基づく給与反映を行おうとしていることに対して、大阪市職は2月6日、中央区のエルおおさかで抗議集会を開き、あくまで労使合意をめざす立場から、交渉再開に向けた市側の責任ある誠実な対応を求め、引き続き取り組んでいくことを確認しました。

 冒頭、木下委員長があいさつし、「評価結果に基づく給与反映は、あくまでも人事評価結果の制度が高まり、組合員の信頼性、納得性が得られることが大前提です。大阪市職としてこの間、よりよい人事評価制度の構築に向けて、東京大学の中村教授にも協力いただき検証を行う中で、制度周知や評価者研修をはじめとした制度改善を求めてきました。しかし、市側対応は不十分であり、人事評価制度を活用して給与反映を行うことは時期尚早です」と述べ、市側の一方的な実施に抗議するとともに、労使合意に向けた粘り強い取り組みに向けた最後までの結集を訴えました。

 松井労働局次長からは、「昇給制度は、地方公務員の給料表において上位の給料月額を受けることができる制度であり、標準と異なる昇給は退職に至るまで影響が生じます。したがって、昇給の判断基準となる人事評価制度に信頼性・納得性が高まっていない以上、人事評価制度の精度の高まりに応じて給与反映を行うべきであり、標準を超える昇給に反映を行うことは時期尚早」「労使交渉により、人事評価制度の成熟・精度を高める取り組みを最大限行っていくことによって、評価制度の成熟・精度の高まりに応じた給与反映を検討していくことが必要」との査定昇給制度に対する認識が報告されました。

 集会では最後に、「不誠実な総務局の対応に強く抗議し、合意なき一方的な実施を許さず、あくまで労使合意をめざす立場から、交渉再開に向けた市側の責任ある誠実な対応を求める」集会決議を全体の拍手で採択しました。