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更新日:2019年5月14日

笑顔あふれる未来をつくろう!
第90回大阪地方メーデーに32,000人が集まる
「働くことを軸とする安心社会」実現にむけ

「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」をスローガンに、第90回大阪地方メーデーが4月27日、大阪城公園「太陽の広場」で開かれ、連合大阪に集う働く仲間とその家族ら3万2千人が参加しました。今年は改元に伴う10連休などの社会情勢を考慮し、ゴールデンウィーク初日の27日に実施となりました。

 山﨑弦一実行委員長(連合大阪会長)は主催者あいさつで、「2018春季生活闘争」について、中小組合で率・額ともに昨年同期を上回る賃上げを獲得していること、勤務間インターバル制度の導入や非正規労働者の処遇改善など、多くの前進回答が引き出されていることに言及しました。また、「90回目という大きな節目を迎えるなか、改めてメーデーの原点に立ち返り、働き方改革関連法をふまえ、『豊かな生活時間の確保とあるべき労働時間』の実現や36協定の重要性を訴えていこう」と呼びかけました。

 式典では、今夏の第25回参議院選挙比例区に立候補予定の連合推薦候補者10人を紹介。自治労の「岸まきこ」さんは欠席となりましたが、自治労大阪府本部から強いアピールが行われました。また、「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」のアピールとして、参加者全員がメッセージペーパーを掲げながら元気にコールを行いました。

 メーデーは1886年5月1日、米国の労働者が1日8時間労働を求めてゼネストに起ち上がったことを起源とします。日本では1920年の第1回以降、様々な困難を乗り越えて90回目の開催に至っています。その起源を心に刻み、すべての仲間と連帯することの大切さを見つめなおし、「働くことを軸とする安心社会の実現に向けて全力を挙げる」とのメーデー宣言を採択した後、団結ガンバロウで式典を締めくくりました。