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更新日:2007年1月3日

わたしのチャレンジ・レポート(6)
〜市民と組合が創る市政改革〜

「公契約条例」の制定は急務の課題
  岩部 孝洋(民生支部・セーフティネットWT)

 私は、昨年8月から「セーフティーネット」WTに参加し、「自治体公契約条例」をテーマにしました。大阪市でも、入札制度を通じて、業務を民間企業などへ発注する流れが強まっています。昨年「市場化テスト法」が国会を通過したこともあり、ますます「経費削減」圧力は高まるでしょう。

 しかし、受注する側で、とても安い賃金で働く人たちがいます。フルタイムで一生懸命に働いても生活保護基準以下の賃金しか得られない。国民健康保険や年金を払えない…。『ワーキングプア』という番組が放送されてから、この言葉をよく見かけるようになりましたが、そんな人たちの実態を、はっきり表現しています。そういう意味で、生活保護は「最後のセーフティーネット」にはなっていないと感じています。

 公契約条例の意義を簡単に言うと、例えば、労働基準法違反がある企業は入札そのものから除外すると条例で宣言すること。大阪市でこんな条例ができれば素晴らしいなあと思いました。

 昨年12月に、4つのWTが発表する機会がありました。各メンバーが発表するだけで、4時間半という長い時間を費やしましたが、充実した内容でした。今後は、この4つのチームが意見交換し、つながりをつくっていければいいなあと期待しています。

進めたい市民主体のまちづくり
 姜 清淑(教育支部・まちづくりWT)

 まちづくりWTは、メンバー各自が「自分の職場の課題」に注目し、問題意識を明確にする作業から始まりました。そのころ、私自身の職場「青少年会館」条例廃止の市長方針が出され、青少年教育施策の充実を目指して教育支部と市民とが一緒にとりくんでいるところでしたので、この課題を市職全体で共有できる絶好の機会だと思いました。

 当初、市長方針について、現場・職員・市民を無視したやり方に憤りを感じ、目の前の子どもたちの行き場所・居場所の必要性やこれまでの実績の継承にとらわれていました。WTでメンバー達の問題意識や中川先生・直田先生のアドバイスを受けることで、私自身が支部のとりくみにどう関わるか、青少年教育とまちづくりとの切っても切れない関係、職場でともに働く非正規雇用の労働条件の課題など、問題意識が整理されました。

 課題別集会では、自治システムWTが模造紙に調査結果をまとめて掲示しており、見せ方にも工夫が必要であることを学びました。集会の最後に、市職が提言する市政改革が職員と市民が一体となったコミュニティーづくりにつながり、それぞれの課題がまちづくりに集束する可能性を見ることができました。組合員として、職員として、市民として、市民主体のまちづくりを楽しくすすめたいです。