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更新日:2006年11月25日

わたしのチャレンジ・レポート(3)
〜市民と組合が創る市政改革〜

職員の強固な連携がよりよい大阪市を創る
  東條 俊樹(環科研支部・環境都市づくりWT)

 市職市政改革推進委員会「市民主体の環境都市づくり(環境)」ワーキングチーム(以下、WT)の第1回会合は、8月31日(木)18時30分から北浜ビジネス会館で開催されたのですが、私が想像していた以上に議論が白熱し、最後は会議室を明け渡す時間がきたため管理人に部屋から追い出されるといった格好で第1回ワーキングは終了しました。

 その会合の中で強く感じたことは、ひとくちに“都市の環境”といっても多様な側面があるということです。私は通常業務として大阪市の環境、主に大気環境についての調査・研究をしており、“都市の環境”といえば、有害化学物質や熱による汚染の原因究明やその浄化などが先ず頭に浮かびます。しかし、会合の議論の中では、有害化学物質などの話はほとんど出なくて、町の景観や成り立ちなどが多く話されます。このことから、私は、今まで、大阪市の“環境”のある一面しか見ていなかったのだなあ、と反省させられました。また、ワーキングの後に、大阪の河川環境について研究している同じ職場の人にいろいろと質問してみたところ、ある河川では過去に川幅を狭くしてその両岸を緑化したため、現在、その地点は不自然にくびれた状態になっているといったこともわかり、現在の“環境(景観)”は過去の行政と深く関係していることも理解できました。

 これらのことから、“都市の環境”について考える時、その地域を熟知しなければ、より良い施策は実行できないはずであり、“環境”を“あり方=姿”に言い換えると、より良い“大阪市の姿”は、それぞれの地域の歴史や文化を実感している市民と過去の行政施策の経緯について熟知している市職員との強固な連携によってのみ創ることが可能であると確信します。