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掲載日:2006年3月6日

「市政改革を考える大阪市職シンポジウム」を開催しました

シンポジウム風景。ほぼ満席の会場 大阪市職は3月4日、ヴィアーレ大阪で「市政改革を考える大阪市職シンポジウム」を開きました。このシンポジウムは、大阪市職が「市政改革にむけた提言」をまとめるにあたり、学識経験者等からの意見をいただき、より良い内容にまとめていくために行われたものです。会場には組合員350人が参加しました。

ステージのパネラーの皆さん シンポジウムには、近畿大学教授の久隆浩さんをコーディネータに、ジャーナリストで市政改革本部員でもある細見三英子さん、ローカル・ガバナンス研究所所長でローカルマニフェスト推進ネットワーク関西代表の木原勝彬さん、元逗子市長で龍谷大学教授の富野暉一郎さんをパネラーとして迎えるとともに、木下平和・大阪市職委員長もパネラーとして参加しました。

 各パネラーからは、提言に対する意見とともに、この間の労働組合のあり方について意見が寄せられました。(下記を参照ください)

 大阪市職として、シンポジウムの意見を受けて、さらにこのホームページで市民の方々からの意見も受け付けながら、内部議論を重ね、第1次案を練り上げていく予定です。

 「市政改革にむけた提言」(第1次案)に対するご意見がございましたら、ぜひ下記宛にお寄せください。

 なお、「提言」(第1次案)は、議論を行い、第2次案、第3次案というように修正・変更を重ねながらまとめていきます。

 提言に対するご意見は次のアドレスにお願いします。

パネリストのおもな発言

気づきを大切に

久隆浩さん

近畿大学教授

久隆浩さん ここ数年、市民の力がついてきた。気になることは、意識の格差−頑張る市民とそうでない市民が出てきていることだ。1人1人の市民が考えることをやめると危険で、1920、30年代と極めて似ている。人任せにせず、自分に何が出来るのかを考えることが今の社会にとって大切なことで、「自分が動けばどうなるのか」を考えて行動することが大切だ。市民のためにより良い大阪市にしていくという気付きを大切にした改革をめざして欲しい。

改革の土俵に上がれ

細見三英子さん

ジャーナリスト・大阪市政改革本部員

細見三英子さん 市職の改革案を見て、改革をしないといけないという共通認識は理解できるが、外部から見ると、組合は改革の土俵に上がっているとは思えない。守旧派だと見られている。財政改革、人員削減問題、官から民への動きなど、我々ならどうする、どうしていくという対案をキッチリ出すことが必要だ。

総括をしなくてはダメ

富野暉一郎さん

龍谷大学教授・元逗子市長

富野暉一郎さん 組合は社会に対して発信してこなかった。何をして来て、これから何をしようとしているのか市民にアピールしきれていない。総括をしなくてはダメだ。これまでは行政が機能し過ぎており、仕事をやりすぎていた。行政としてどのような仕事を展開していくのか、自らどこまで縮めていけるのか、リアリティのある内容が必要だ。

地域自治システムが必要

木原勝彬さん

ローカル・ガバナンス研究所所長

木原勝彬さん 行政課題に関わろうとすると、「余計なことをするな」とか「それは行政のやること」だという返事が跳ね返ってきた奈良での辛い経験がある。行政中心型自治体から市民主権型自治体への転換が重要だ。その根幹をなすのが、自治内分権による区政改革と連動する小学校区の地域自治システムの確立だ。

 

説明責任を果たしていく

木下平和

大阪市職員労働組合執行委員長

木下委員長 改革は実行段階に入ったと認識している。市民のための改革になっているのか、労働組合の立場から関わっていきたい。この間の経過について、市民への発信はでききれていない。ホームページを開設することで透明性や説明責任を果たしていくとともに、21世紀における組合の役割も変わってきていると思うので、新しい発想で今後の方向について議論していきたい。意見を受けて、提言を練り上げていきたい。